この記事ではパソコンの5つの処分方法と処分にかかる費用の目安をご紹介します。
パソコンには大切な個人情報が入っているため、処分をする際にはデータ消去を行う必要があります。
データ消去も一緒に依頼できる処分方法もご紹介しますのでワンストップで楽に処分したい方はぜひ最後までご覧ください。
パソコン5つの処分方法と費用の目安
まずはパソコンの5つの処分方法と処分にかかる費用の目安をご紹介します。
パソコンの種類やデータ消去もしてくれるかなどは処分方法によって異なります。
処分にかかる費用だけでなく、かかる手間も考えて処分方法を選んでください。
自治体連携の方法で処分する：無料～3,000円
パソコンは「小型家電リサイクル法」により、小型家電に分類されます。
自治体でもパソコンを小型家電として回収し、貴重な資源として活用していくための取り組みを行っています。
自治体の回収ボックスで処分する
自治体それぞれで回収方法は異なりますが、公共施設などに設置された「小型家電回収ボックス」に入れれば、パソコンを無料で処分することができます。
ただし、回収ボックスの投入口に入るサイズのパソコンのみ処分可能です。
自治体で設置している回収ボックスの投入口は30cm×15cmほどなので、ノートパソコンの中でもかなりサイズが小さいものに限られます。
パソコンのデータ消去を行ってから回収ボックスで処分しなければならない点にも注意してください。
リネットジャパンで処分
もう一つ、自治体が連携する「リネットジャパン」でパソコンを処分する方法を紹介します。
リネットジャパンは、環境省認定のパソコンなど小型家電の回収専門業者です。
日本全国どこでも宅配回収を行うことができ、無料でパソコンの処分が可能です。
ただし、無料回収の対象となるのは、パソコン1箱に入る場合のみです。
2箱目からの回収料金は1箱につき1,650円です。
また、ハードディスク内のデータ消去をあらかじめ行った上で、パソコン送る必要があります。
リネットジャパンでは、有料でデータ消去サービスも行っています。
完全なデータ消去にかかる費用は3,000円です。
ダンボール（3辺計140cm・20kg以内）1箱のパソコンが無料で回収できます。
それ以上の大きさのパソコンは回収できませんので注意が必要です。
パソコンメーカーに回収を依頼する：無料～4,000円前後
資源有効利用促進法という法律によりパソコンの処分については、メーカーが責任を負うことになりました。
パソコンメーカーでの処分は無料の場合もあれば有料となることもあります。
無料での処分ができる条件は以下です。
- 「PCリサイクルマーク」が貼ってある
- 他社のパソコンではない
この条件に当てはまらないパソコンは、メーカーでの無料処分はできません。
また、メーカーでのパソコン処分はパソコン本体、ディスプレイと付属のマウスやキーボードなどだけです。
パソコン周辺機器（スキャナやプリンタなど）は処分できないので注意してください。
PCリサイクルマークがついていない古いパソコンを処分したい場合には、各メーカーの処分費用を支払い、回収に来てもらうことができます。
この場合にかかる処分費用は、パソコンの種類にもよりますが、およそ3,000円～4,000円です。
ただし、メーカー処分の場合には、あらかじめデータ消去を行っておく必要があります。
メーカーでのデータ消去は行っていないので注意してください。
パソコン買取業者に売却する：無料
まだまだ現役で使えるパソコンなら、パソコン買取業者に売却するのもいい処分方法です。
パソコン買取業者ならデータ消去をした上で、買取してくれるので、手間も省けて収入にもなり、一石二鳥です。
しかし、買取できるパソコンは限られており、必ずしも買取できるとは限らないのが難点です。
特に自作パソコンやカスタマイズしたパソコンだと買取対象外になることが多いです。
パソコン買取業者の例は以下です。
パソコン工房
パソコン工房には「宅配買取」と「店頭買取」があり、どちらもあらかじめWEBからおおよその査定を確認することができます。
しかし、高値で買取となるのは新しいパソコンや性能が良いものに限られます。
買取となったパソコンは中古として販売されたり、分解して中古パーツとして利用されます。
ただし、パソコン工房での買取時には、自分でハードディスクのデータだけは削除しておく必要があります。
ドスパラ
全国に対応できるドスパラは、創業1992年の秋葉原でお馴染みの老舗パソコンショップです。
無料宅配買取を行っているので、申込みをして送るだけでパソコン処分ができます。
データの消去もお任せできて、収入にもなりえるおすすめのパソコン買取業者です。
ただし、すでに起動できなくなったパソコンは買取対象にはなりませんので注意してください。
ネットで中古パソコンとして売却する
メルカリやヤフーオークションなどネットで中古パソコンとして売却して処分する方法もあります。
ネット販売では個人間での売買もできるので、壊れたパソコンでもジャンク品扱いで処分できる可能性があります。
メルカリやヤフーオークションなら、配送料は購入者持ちにもできるので無料でパソコンを処分できる方法とも言えます。
しかし、ネットでの販売をする際には、パソコンの写真のほか、型番、性能、いつ購入したのかなど細かい情報を確認して正確に記載する必要があります。
パソコン初心者では、なかなか難しい作業になるかもしれません。
また当然ながら、パソコン内のデータ消去は自分で行うか専門業者に依頼して行っておく必要があります。
不用品回収業者へ依頼する：無料～5,000円前後
パソコン処分では不用品回収業者に依頼することもできます。
不用品回収業者でのパソコン処分の費用は、ノートパソコン、デスクトップパソコンなど種類によって異なります。
処分費用が他の方法に比べるとやや高額に感じるかもしれません。
しかし、不用品回収業者でパソコン買取が可能な場合には、無料で処分できる可能性があります。
しかも、パソコンの状態に関わらず回収処分ができます。
また、データ消去を同時に行う不用品回収業者を選べば、もっとも簡単に安くパソコン処分ができる方法とも言えるでしょう。
さらにパソコン周辺機器（スキャナやプリンタなど）、マウス、キーボードなどもまとめて回収できます。
パソコンの他にも不用品をまとめて回収してもらえる定額パックプランがある業者なら、お得にパソコンの処分ができるのです。
不用品回収業者に依頼する際には、数社に見積りをとって比較してみてください。
パソコンを処分する前にはデータ消去が必要
パソコンは、個人情報や機密情報などの大切なデータを多く保存しています。
そのまま処分してしまうと、個人情報や機密情報の漏洩につながります。
パソコンを処分する際には、パソコン内のデータ消去を必ず行ってください。
ここからは、あなたの大切な個人情報を守るためのパソコンのデータ消去についてご紹介します。
初期化するだけではデータ消去にはならない
パソコンに保存されたデータは、ハードディスク内ではインデックス（目次）とデータ本体で保存されています。
パソコンの初期化を行うとインデックスだけを消去することになります。
インデックスが消去されることでデータ本体には簡単にはアクセスできない状態にはなっています。
しかしデータ復元ソフトを利用すれば、データ本体を復元できてしまうのです。
そのため、パソコンを処分する際には初期化するだけではなく、完全にデータ本体を消去しなければなりません。
完全なパソコンデータの消去方法
実際に完全なパソコンのデータ消去をするには次のような方法があります。
データ消去費用の目安も紹介しますので、どちらの方法でデータ消去を行うか考えてみてください。
自分でデータを消去する：無料～5,000円前後
自分でデータを消去すれば無料でも完全なデータ消去は可能です。
データ消去ができるフリーソフトを使う方法と有料のデータ消去ソフトを使う方法があります。
無料ソフトと有料ソフトどちらもデータ消去ができることに変わりありません。
しかし有料ソフトの方が、データ消去が完了するまでの時間が短くてすみます。
おすすめのデータ消去ソフトは無料の「DESTROY」です。
DESTROY（無料ソフト）
DESTROYというソフトは、完全にデータ消去を行える便利なソフトです。
DESTROYを利用するために、CD-Rも必要になるため、100円ショップなどで購入しておきましょう。
また、DESTROYを使うときにはCD-Rを使うため、CDドライブも必要です。
D-REF3（有料ソフト）
D-REF3というソフトも有料の完全にデータを消去できるソフトです。
一般的なハードディスク、USBメモリ、SSDなど対応している媒体が幅広いのが特徴です。
税込み4,973円で購入でき、データ消去も高速でできるのでおすすめです；。
データ消去を業者に依頼する：5,000円＋送料
法人向けにパソコンデータ消去を行う業者はありますが、個人向けのパソコンデータ消去を行う業者はほとんどありません。
また法人向けの業者であっても、データ消去に5,000円前後かかります。
さらに、パソコンを送って消去後、手元に戻すまでの送料がかかります。
パソコンデータ消去に物理破壊するのはNG
パソコンデータを完全に利用できなくするには、物理的に復元できない状態にする方法も考えられます。
しかし、ハードディスクを物理的に破壊すると、まだ使えるパソコンでもリサイクルすることができなくなってしまいます。
また金属が破壊の際に発火したり、部品の破片が破壊の際に飛び散ったりするリスクがあります。
中には有害物質を含む部品もあるため、安易に物理破壊するのはNGです。
他にも磁気によってデータ消去を行う方法もあります。
しかしパソコンを細かく分解して、専用の強い磁気を近づけてデータを消去するため、自分で磁気消去するのは困難です。
データ消去は処分と一緒に依頼するのがおすすめ
パソコンの処分を考えるときにデータ消去は必ず行う必要があります。
しかし、自分でデータ消去を行うとなると、パソコンの知識や時間も必要です。
パソコンの操作に自信がない人は、自分でデータ消去は難しいと感じるでしょう。
データ消去を業者に依頼することもできますが、家庭用パソコンのデータ消去を行う業者を探すのも大変です。
データ消去は処分と一緒に行える方法を選択すれば、データ消去の手間もかからず、業者探しに時間をとられることもありません。
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パソコンは、自治体の粗大ゴミとして処分することができず、処分方法を賢く選ぶ必要があります。
個人情報を多く保存しているため、データ消去も同時に行える処分方法がおすすめです。
まだ新しくて使えるパソコンなら買取で無料で処分できる方法もあります。
これらすべての条件に当てはまるお得なパソコンの処分方法は、不用品回収業者に依頼することです。
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| 1.5tトラック積み放題 | 34,800円～ |
| 2tトラック（平）積み放題 | 44,800円～ |
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