モニターの処分方法と費用を徹底解説!モニター種類で処分方法は違う

この記事では、モニターの処分方法と処分にかかる費用について徹底解説します。

モニターも種類ごとに処分方法が異なります

誤った方法でモニター処分をすると、違法とみなされる場合もあります

正しい処分方法を知って、安く手際よくモニター処分をしてください。

モニター種類で異なる処分方法

 

一口にモニターといっても種類ごとに処分方法が異なります。

まずは、モニターの種類を確認し、モニターに合う処分方法を決めるようにしてください。

パソコンモニター

パソコンモニター

パソコンモニターは、当然ですが、パソコンと接続して利用する機器全般を言います。

パソコンからの入力を処理し、表示することに長けています。

「ディスプレイ」という別の名称で呼ばれることもありますが、ディスプレイはタッチパネルが搭載されたものを指すこともあります。

しかし、ここではディスプレイもパソコンモニターの1つとして述べていきます。

 

コンモニターは「パソコン周辺機器」として分類され、資源有効利用促進法(改正リサイクル法)の対象品目です。

そのため処分方法によっては、パソコン本体の処分と同時に行うこともできます。

 

パソコンモニターの処分方法をすぐ確認する方はこちらをクリックしてください。

テレビモニター(テレビ)

テレビモニター(テレビ)

テレビモニターは、画像を出力することに特化した機器を言います。

古いブラウン菅テレビ、液晶テレビ、有機ELテレビなどがありますが、すべて「テレビ」に分類されます。

 

テレビは、特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)の対象品目です。

そのため、家電リサイクル法の対象品目であるエアコン、洗濯機、冷蔵庫などと同様の処分方法となります。

 

テレビモニターとは、一般的な据え置き型のものを言います。

小さいサイズの携帯用テレビモニターやはめ込み式の液晶モニターは家電リサイクル対象外となるため注意してください。

 

テレビモニターの処分方法をすぐ確認する方はこちらをクリックしてください。

どちらも自治体での処分は困難

一般的にモニターは2種類に分類されます。

自治体では家電製品を粗大ゴミとして回収・処分しています。

しかし、パソコンモニター、テレビモニターともに自治体での粗大ゴミ回収対象外となっていることがほとんどです。

 

どちらの場合でも不法投棄すると、個人では「5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金」になる可能性があります。

また法人の場合では「3年以下の懲役または300万円以下の罰金」の可能性があります。

そのため、モニターの処分方法を検討し、正しく処分するようにしてください。

パソコンモニターの処分方法と費用

パソコンモニターの処分方法と費用

パソコンモニターはパソコン周辺機器としての分類となり、以下の5つの方法で処分できます。

モニターだけの処分も可能ですが、本体と一緒に処分するケースが多いでしょう。

モニターのサイズや年式でも処分費用が異なります。

あらかじめ処分したいモニターのサイズや年式も確認しておくとスムーズです。

 

①パソコン3R推進協会で処分:無料~4,400円/台

パソコン3R推進協会は、家庭や企業で使っていたパソコン本体、モニターなどのパソコン周辺機器をパソコンメーカーと連携し回収する団体です。

 

現在は国内で販売されるパソコンモニターのほとんどのメーカーがパソコン3R推進協会と連携しています

パソコンメーカーによる回収についても、パソコン3R推進協会のサイトから申し込みを行い、回収処分をすることになっています。

 

モニター処分の流れは以下です。

  1. ネットから申し込みをする
  2. 料金支払い用紙の受取り(郵送)
  3. 料金の支払い
  4. 郵送伝票の受取り
  5. パソコンモニターの梱包
  6. ゆうパックでの戸口集荷または持ち込み

メーカーが明確にわかり「PCリサイクルマーク」が貼られているパソコンであれば、メーカーが無料で引取ります

倒産したメーカー、事業撤退したメーカーのパソコン、自作のパソコンモニターも処分可能ですが、モニター1台につき4,400円の処分費用がかかります。そのほか、振込手数料が別途必要です。

パソコン本体とモニターを同時に処分することはできますが、本体の処分はモニターと別となり、1台につき4,400円がかかります。

 

②リネットジャパンに引取りを依頼:無料~3,300円

リネットジャパンは、環境省認定の自治体と連携した団体で、パソコンモニターの引取りを依頼することができます。

 

リネットジャパンでは、壊れていてもモニターを処分することが可能です。

ただし、リネットジャパンでのパソコンモニターの引取りには条件があります。

  • 縦+横+高さの合計が140㎝以内のダンボール箱に収まる
  • 重量が20kg以内
  • モニターのみの引取りは1,500円/台
  • ブラウン菅モニターの引取りは3,300円/台

またリネットジャパンでは、パソコン本体のハードディスクのデータ消去サービスも有料で行っています

そのため、パソコン本体とパソコンモニターを同時に処分したい方にはおすすめです。

③パソコン販売店で下取り処分:無料~2,000円前後

新しいパソコンを購入する際にパソコン販売店では、今まで使っていたパソコン、モニターを下取り処分してくれる場合もあります。

下取りによって、新しいパソコンの購入で少し値引きしてくれる店舗もあります。

 

ただし、すべてのパソコン販売店が下取り処分をしているわけではありません

またモニターのみの引取りを行わない場合もあります。

 

店舗への持ち込みのみしか受け付けない、一切の引取り処分を行っていないなど、店舗によって異なります

新しいパソコンの購入を検討しているのであれば、パソコンモニターの下取りや引取り処分ができないかを店舗に確認してみてください。

 

④ネットで中古販売・譲渡

まだ現役のパソコンモニターであれば、フリマアプリなどで中古販売・譲渡することも可能です。

ネットでの中古販売ならメルカリやヤフーオークションなどが有名です。

また、無料でもいいので処分したいモニターを譲渡するならジモティーを利用するのもいいでしょう。

 

ただし、いずれの場合もそのモニターに需要があるかが処分に影響します。

当然壊れたモニターは需要がほぼなく、年式の新しいものの方が需要が高い傾向にあります。

 

新しいモニターであっても、販売・譲渡までに時間がかかることは理解しておく必要があります

急ぎでモニターを処分したいケースには不向きな処分方法です。

また、ネットを通じてのやり取りとなるため、出品のマナーを守って販売・譲渡する必要があります。

手間や労力がある程度かかっても問題ないなら収入にもなりえるため、出品してみるのもいいでしょう。

 

⑤不用品回収業者に処分を依頼:無料~5,000円

モニターの年式や状態に関係なくモニターをすぐに処分できる方法が、不用品回収業者への依頼です。

不用品回収業者なら、即日対応していることがほとんどで、回収費用もモニター1台につき3,000円~5,000円と他の処分方法と大きな差がありません。

 

単品での不用品回収では、車両費や運搬費がかかる場合があるので注意が必要です。

しかし、不用品回収業者ならモニターの他に処分したい不用品があれば、まとめて回収できます

まとめて回収する場合には不用品回収業者の「定額パックプラン」がおすすめ。

定額パックプランなら、不用品をプランごとのトラックに積み放題となり、諸経費も含まれているため、割安で処分できます。

 

また、不用品回収業者では、モニターの買取を行っていることもあります

買取対象となれば、無料でモニターの処分が可能です。

 

テレビモニターの処分方法と費用

テレビモニターの処分方法と費用

次に、テレビモニターの処分方法と処分にかかる費用について解説します。

特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)の対象であるテレビモニターの分類は「テレビ」となり、以下の5つの方法で処分できます。

 

①自治体連携の企業・団体に回収依頼:4000円~6000円

自治体が連携している企業や団体に回収依頼をし、テレビモニターを処分する方法です。

各自治体の連携先は異なっており、東京23区の場合「家電リサイクル受付センター」、横浜市の場合「横浜家電リサイクル推進協議会」です。

 

処分の流れは以下です。

  1. 電話やネットで申し込み
  2. 回収日に指定場所まで運び出し
  3. 立ち会いのもと現金で処分費用を支払い

家電リサイクル法にのっとり、テレビモニターの処分にはリサイクル料金+運搬料がかかります。

以下は東京23区「家電リサイクル受付センター」での処分費用の目安です。

 

テレビモニター
サイズ
リサイクル料金 運搬料 合計費用
15型以下 1,870円 2,618円 4,488円
16型以上 2,970円 2,750円 5,720円

 

自治体連携の企業や団体となると、信頼度は高いので安心して処分を依頼できるメリットはあります。

しかし、指定日にしか回収できないため、急ぎの処分には不向きです。

 

②自治体の指定場所で引取り処分:1,870円~2,970円

自治体指定の引取り場所に持ち込み、テレビモニターの処分も可能です。

運搬する手段がある方なら、比較的安く処分できるのでおすすめです。

 

自治体の指定の引取り場所がテレビモニターは対象外としていることも多いため、引取りできるかどうかはあらかじめ確認しておきましょう。

処分にかかる費用は直接持ち込むため、リサイクル料金のみ必要です。

 

テレビモニターサイズ リサイクル料金
15型以下 1,870円
16型以上 2,970円

 

運搬費用がない分、自身の労力と手間、運搬のための手段が必要な点をクリアすることが条件となります。

 

③家電量販店の引取り処分:5,500円~9,000円

処分したいテレビモニターを購入した家電量販店が、引取り処分を行っている場合もあります。

家電リサイクル法では、販売した家電量販店などの店舗に引取りを行う義務があると定められているからです。

 

ヤマダ電機やビックカメラなどの家電量販店では、有料にはなりますが、テレビモニターの回収を行っています。

店舗によって、持ち込み、自宅に訪問しての回収引取りなど方法も異なります。

各家電量販店の公式サイトで確認してみてください。

 

店舗に持ち込みの場合の料金目安

テレビモニター
サイズ
リサイクル料金 運搬料 合計費用
15型以下 1,870円 1,650円~2,750円 3,520円~4,620円
16型以上 2,970円 1,650円~2,750円 4,620円~5,720円

 

自宅に訪問してのモニター回収の場合には、上記の費用に2000円~3000円ほどの訪問回収費が加算されます。

 

④ネットで中古販売・譲渡:無料

パソコンモニターと同様、まだ現役のテレビモニターならネットで中古販売、譲渡して処分することもできます。

メルカリやヤフーオークションなどで中古モニターとして販売できれば、わずかでも収入になります。

需要がないと思われるテレビモニターなら、ジモティーで0円の譲渡にすれば、無料で処分することもできるでしょう。

 

ただし、ネット上でのやり取りが必要となるため、モニターの写真やサイズ、重量、商品詳細など、情報を細かく確認し、正確な情報を掲載しなければなりません

個人間でのやり取りでトラブルになる可能性もあるため、ネットでの処分を考える人は注意してください。

 

⑤不用品回収業者に回収処分を依頼:無料~5,000円

テレビモニターにおいても不用品回収業者で回収処分を依頼することが可能です。

単品回収の場合には、出張費や車両費などの諸経費が発生するため、処分費用としては他の方法に比べるとやや高くなることもあります。

 

そのため、他の不用品と一緒に回収処分できる「定額パックプラン」を利用するのがおすすめ

定額パックプランには、諸経費も含まれているため、安くテレビモニターの処分ができます。

 

また、買取対象となるテレビモニターであれば、実質無料での処分も可能です。

手間や労力をかけずにテレビモニターを処分したいなら不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。

 

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パソコンモニター、テレビモニターの処分をお考えの方は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。

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お急ぎの場合でも、電話1本で駆けつけ回収!

モニター処分をお考えの方はぜひ「片付け名人」にご相談ください。

 

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