本記事では、大型家具の処分方法や処分の際にかかる費用の目安について解説します。
食器棚やテーブルなど、移動させるだけでも大変な大型家具を、少しでも手軽に負担なく処分する方法についても紹介します。
大型家具の処分を検討しているかたや、処分方法にお悩みのかたは処分時の参考にしてください。
大型家具の処分が大変な理由
あらためて理由を述べる必要はないかもしれませんが、処分する際に不測の事態を防ぐためにも、処分時の問題点についておさらいをしておきましょう。
大型家具を処分する場合、以下のような問題点が考えられます。
- そのままでは玄関などから屋外へ出せない
- 解体が必要となるものが多い
- 解体した場合でも大人が一人で運ぶのがむずかしいものも多い
- 重くて持ち運びにくい
- 階段などは大人二人でも運ぶのは危険
- 床や壁などを傷つけてしまうリスクがある
とくに「大きくて」「重量がある」というのが、大型家具の処分において問題となる点です。
運んでいる最中、うっかり手を滑らせてしまえば、家や家財を傷つけてしまうだけでなく、ケガや大きな事故につながってしまう危険性もあるのです。
大型家具を処分する際は、これらを踏まえたうえで、安全に負担を少なくしつつ処分する方法を選ぶことが重要となるでしょう。
大型家具の処分方法と費用目安
それでは具体的に大型家具を処分する方法と、かかる費用について解説していきます。
以下はそれぞれの方法とかかる費用をざっくりと紹介した表です。後述するそれぞれの処分方法とあわせて参考にしてみてください。
処分方法 | 費用目安 |
---|---|
家具買い替え時の引取サービス | 無料~5,000円程度 |
引っ越し業者に引取り依頼 | 無料~10,000円程度 |
リサイクルショップへの買取依頼 | なし |
フリマアプリやオークションサイト | 送料・手数料 |
粗大ゴミとして処分 | 700円~2,500円程度 |
不用品回収業者 | 10,000円~25,000円 |
では、それぞれの処分方法について、メリットやデメリットなども踏まえながら詳しく解説していきましょう。
買い替え時引き取りサービスを利用する
- 費用目安:無料~5,000円程度
インテリアや家具を販売している店舗やネットショップなどでは、対象品目や同等品を購入すると不要になった大型家具を引き取ってくれるサービスを提供しているところがあります。
【ニトリの場合】
たとえばニトリでは、以下のような条件で不要になった大型家具の引取りを行ってくれます。
- 「配送員設置商品」の購入が対象
- お買い上げ商品と 『 同数量 』もしくは『 同容量 』の物を引取り
- 引取りする家具はニトリ以外のものでも可
- 1回の配送につき4,400円
【Amazonの場合】
Amazonでは、以下のような条件で大型家具の引取りを行っています。
- 大型家具 引き取りサービス 対象商品の購入が必要
- 同等品を、購入数と同数に限り引き取り対象
- 引き取り料は無料(設置料が別途かかることが多い)
- 対象エリアが決まっている(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、大阪府、兵庫県のそれぞれ一部エリア)
こうした買い替えに伴う引取りサービスでは、新しい商品と入れ替えに不要となった大型家具も一緒に処分できるのがメリットとなります。
ただし、あくまでも買い替えが条件となるため、家具の引き取りのみは受け付けてもらえません。
また居住地などによってはサービスの利用ができない場合もあります。
大型家具の断捨離には不向きですが、買い替えを検討中の場合は最適な方法だといえるでしょう。
引越し業者に引き取り依頼をする
- 費用目安:無料~10,000円程度
引っ越しに伴う大型家具の処分の場合は、引越し業者に引き取ってもらうこともできます。
ただし業者によって引き取り対応を行うところとそうでないところがあるため、見積もり時に確認や相談をしておくことが重要です。
費用については、大型家具の大きさや重さなどで異なります。数千円程度で処分してくれることも多いですが、解体しても大きいような物の場合は、それなりの費用がかかる場合もあります。
引越し業者に引き取ってもらえれば、別の方法で処分する手間が省けるのが大きなメリットとなるでしょう。
リサイクルショップ
大型家具などの取り扱いに対応している、インテリア系のリサイクルショップに買い取ってもらう方法もあります。
直接持ち込むのが困難なことが多いので、出張見積もりに対応しているショップがおすすめです。
ただし傷や落ちないような汚れが目立つものや、あまりにも古いもの、無名ブランドの家具などは買取不可となる場合もあります。
査定が付き多少でもお金になれば嬉しいところですが、必ずしも買い取ってもらえるとは限らない点はデメリットとなるでしょう。
フリマアプリやオークション
- 費用:売上額 – 送料・手数料
配送手段が確保できるのであれば、メルカリやヤフオクなどに出品するのもありです。
ジモティなどの地域密着型サービスを活用するのもよいでしょう。
人気のブランド家具などは、それなりの金額で取引されているので、場合によってはお得に処分できるかもしれません。
ただし大型家具の場合、配送料を負担してしまうとかなりの金額になってしまいます。
送料は落札者負担にて出品するか、直接引取り可能な方を対象に売却すると配送料の負担をかけずに処分できるでしょう。
なお一般の配送業者に配送を依頼する場合には、集荷時の対応や排出方法について確認しておくことをおすすめします。
運び出し作業を行ってくれる業者もあれば、玄関先で引き渡しが条件となることもあるため注意が必要です。
粗大ゴミとして処分
- 費用目安:700円~2500円程度
多くの大型家具は、自治体の粗大ゴミ収集での処分が可能です。
お住まいの地域の粗大ゴミの収集可能サイズに収まる大きさか確認の上、戸別収集の申し込みを行いましょう。
ただし粗大ゴミとして処分する場合には、自力で屋外へと運び出しておく必要があります。
階段などから荷下ろしをする際は、大型家具の下敷きになってしまうことのないよう、十分注意をして運び出す必要があります。
解体できるところは解体して運びやするなどし、家族や知人の手を借りて安全に運び出しを行いましょう。
不用品回収業者
- 費用目安:10,000円~25,000円
地域に対応している不用品回収業者に、大型家具の回収処分を依頼する方法もあります。
大型家具の大きさによって処分費用は大きく異なります。
他の処分方法よりも費用が掛かってしまうという点はデメリットとなるかもしれませんが、解体や運び出しなどの負担となる作業はすべてお任せできる点は大きな魅力です。
ただし不用品回収業者の中には、所有トラックのサイズの関係上、規定サイズを超えるような大型家具の回収ができない業者もあります。
大型家具の回収依頼をする場合は、写真などを使って家具のサイズや解体可能かどうかなどを伝え、対応できる業者に依頼するようにしましょう。
大型家具の処分方法、おすすめは不用品回収業者
大型家具を処分するなら、おすすめはやはり不用品回収業者へ依頼する方法でしょう。
大人が一人で運べる程度のサイズの家具であれば、粗大ゴミに出す形でよいでしょう。
しかし大きくて重い、手を伸ばしても抱えきれないようなサイズのものの場合は、移動時様々な危険が伴うため、粗大ゴミに出すのは困難です。
不用品回収業者に依頼すれば、解体から運び出しまですべての作業を任せることが可能です。
壁や床などを傷つけないよう、あらかじめ養生してから作業を行ってくれる業者も多く、安心して大型家具の処分を依頼できます。
また依頼すればすぐに来てくれるという点も、不用品回収業者をおすすめする理由となります。
粗大ゴミの場合は、戸別収集日まで日がかかるほか、収集日の朝などに屋外に排出するルールです。
そのため近隣への迷惑をかけないよう、ぎりぎりに出すという人が多いでしょう。
その点、不用品回収業者なら電話1本で最短即日でも回収に来てくれます。
短時間で処分できるため、待機の期間や近隣へ気を使うといった必要もないのです。
不用品回収業者のスタッフは、大型家具などの扱いに非常に慣れています。
危険が伴う作業やリスクなども熟知しているため、安全かつスムーズに運び出すことができます。
もちろん回収するのに適したサイズのトラックなども所有していますので、あっという間に積み込んで回収していってくれるでしょう。
大きくて動かすのが大変なサイズの大型家具の処分は、不用品回収業者に相談してみることをおすすめします。
片付け名人では大型家具の回収処分にも対応可能
片付け名人は、軽トラックから4tトラックまで様々な大きさのトラックを所有しています。
かなり大きなサイズの大型家具でも、簡単に載せることが可能です。
月間300件の豊富な作業実績もあり、日ごろから様々な大きさや重さの不用品回収に携わっています。
引っ越しに伴う不用品回収作業なども多いため、大型家具の回収処分は日常茶飯事です。
もちろん、家具の解体や運び出し作業などは、すべて無料にて対応いたします。
安全にも十分注意して作業を行いますので、安心してお任せいただけます。
お見積りやご相談は完全無料です。
大型家具の処分にお困りの際は、ぜひ一度ご相談ください。